台湾人ならみんな知ってる?映画「海角七號」を観た
敗戦によって引き裂かれた日本人男性と台湾人女性の60年前の恋文をめぐる物語
多民族なのが面白い
台湾でかなり有名な映画だということで観てみました。2008年の映画なので約10年前の映画ですね。
「台湾と日本」という視点で見ても面白い映画ですが、登場人物が多民族なのも見所なのかなと思います。
(画像の出典:http://hk.apple.nextmedia.com)
マラサン・・・先住民の地酒、馬拉桑(マラサン)を売りに来た客家人のセールスマン。
客家人だからなのか勤勉で商売上手。隣町の保力出身のため、地元(恒春)をひいきする町議会議長(アガの継父)に邪険にされていたが、熱心に地酒を売り込む姿が認められて馬拉桑60本の受注を取る。
(画像の出典:www.epochtimes.com)
茂(ボー)爺さん・・・日本語世代の老郵便配達員。日本語が話せる。月琴の腕は国宝級。
「我是國寶捏!(わしは国宝だ!)」は台湾で流行語になったらしい。やたらと出しゃばり(笑)
(画像の出典:http://cape7.pixnet.net)
勞馬(ローマー)・・・ルカイ族出身の警察官。ギター担当。彼も出しゃばり(笑)
(画像の出典:http://ent.ltn.com.tw)
大大(ダーダー)・・・超マイペースな小学生。ピアノ担当。
現在は大学生になり、大人っぽくなった姿がニュースになっていました。
《海角七號》才女大大長大了!20歲輔大氣質正妹美爆
個性豊かなバンドメンバーが好き放題やる姿がいかにも台湾らしいなという感じがしました。
恒春の風景が素敵
恒春の風景も素敵でした。
日本人観光客には馴染みのない街ですが、私は一度だけ訪れたことがあって、古き台湾が残る街だなと感じました。
「こんなに海がきれいなのにどうして若者は都市へ出ていってしまうんだろう・・・」
と町議会議長が嘆くシーンもありました。
若者が地元に残らない問題はどこにでもあるんですね。
ちなみに、この映画の主人公の阿嘉の家は観光名所になっているようです。
阿嘉的家
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では、今回は以上です。